日本国内での離婚理由(協議離婚)の50%以上が「性格の不一致」です。
この「性格の不一致」とは、どんなものが挙げられるか、以下のように例を出してみました。思い当たることや、「あれ?」と思うことはありませんか?
結婚時は、お互いの堅い決意があって結婚したのですから、その時は考えもしなかったことでも、一緒にいる時間が長くなるにつれ、だんだん「あれ?」と思うところが出てくるものです。
妻から夫への場合
◇言葉
- 貴方は仕事と家庭、どちらが大事なの?
- 私ばかり子どもの面倒みて、大変なのよ。
- ○○さんところのご主人は本当によく頑張っている。
- ○○ちゃんはバツイチになって幸せそうだ
- あなたと離婚して母子手当をもらった方が良い
- あなたは私の事を何も分かってない
- 結婚を早まるんじゃなかった
- もっとじっくり考えて結婚するべきだった
◇行動
- 最近、妻との会話が減った
- 何も手伝ってくれず、寝てばかり。
- どこかに誘っても「一緒に行かない」「ほかにやらなければならないことがある」と言う
- 忙しいふりをする
- 何でも子どものためと、子どものせいにする
- 携帯電話を寝るときも手放さない
- 帰宅が遅くなった
- 外出時も行き先や帰宅時間をあいまいにする
- 服装の趣味が変わった
- 目線を合わせない
- イライラが多く、当たるようになった
- 食事の品数が減った
- 食事の用意が雑になった
- 習い事に行くようになった
夫から妻への場合
◇言葉
- お前は不細工だ
- 仕事で忙しい
- 行動通勤に時間がかかるので会社の近くに部屋を借りたい
- もう女らしい格好をしろ
◇行動
- 急に新しい小物(ネクタイ、ハンカチなど)が増えた
- 急に普段聴いている音楽の趣味が変わった
- 家族との行動を合わせなくなった
- 帰宅が遅くなった
- 残業が増えた
- 出張が増えた
- 変にやさしくなった
- 携帯電話やスマートフォンを、入浴時や就寝時も手放さない
- 寝る時間をずらしてきた
- 身だしなみを気にするようになった
- 言葉づかいが荒くなった
どうでしたか? あなたも心当たりはありませんか?
「性格の不一致で離婚」と言われた場合、言われた側はどうしても納得できないということが多くなるパターンが多いのです。そんな方は早めにご相談ください。